ビーカーで見る下水の浄化実験 |
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家庭等のトイレ、お風呂、台所から排水された汚水です。流入水と呼びます。
沈殿物や浮遊物があり、色が黄色く濁り、下水臭がします。
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流入水に活性汚泥(好気性微生物を多量に含んだ汚泥)を加えます。 |
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微生物が下水中の有機物を分解するのに必要な空気を送り込んで攪拌します。すると、下水中の浮遊物や有機物が微生物の働きで分解、凝集され汚泥は沈みやすい固まりとなります。
これを行う場所が反応タンクです。
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曝気を終えると、活性汚泥は底に沈み始めます。
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さらに時間が経つと・・・
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汚泥ときれいな水に分かれます。これを行う場所が最終沈殿池です。 |
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最終沈殿池のきれいな上澄み水に次亜塩素酸ソーダを加えて滅菌し、九頭竜川へ放流します。これを行う場所が塩素混和池です。
流入水と比べると色が透明になり、ニオイもなくなります。処理水と呼びます。
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