下水道の水質基準について
 下水道終末処理場から河川その他の公共用水域または海域に排出される放流水には下水道法および水質汚濁防止法により一定の基準が定められています。また水質基準が決められていない項目については、エアレーションタンクなどの水質管理に役立てるために行っています。
 また下水道から排出される処理水の環境への影響を調査するために、年4回九頭竜川の水質の調査も行っています。

(1)平成16年度放流水の水質試験結果
16.4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 17.1月 2月 3月 16年度
平均
項目
水温(℃) 18.5 20.8 23.4 25.8 27.1 26.5 23.9 21.7 19.7 15.4 15.2 15.4 21.1
透視度(cm) 80 45 56 98 90 97 75 83 96 51 62 95 77
pH(-) 6.6 6.5 6.6 6.5 6.5 6.4 6.3 6.2 6.1 6.0 6.1 6.3 6.3
DO(mg/l) 3.7 3.7 3.4 3.9 3.8 3.9 3.6 3.7 3.9 4.1 3.6 3.6 3.7
SS(mg/l) 5 9 8 3 5 5 6 5 3 7 5 3 5
BOD(mg/l) 7.5 11 5.7 5.2 7.6 4.6 8.0 4.6 4.4 7.6 6.0 4.8 6.4
COD(mg/l) 11 12 12 8.3 9.0 8.2 10 8.7 8.3 10 9.4 10 9.7
アンモニア性窒素
(mg/l)
7.2 6.9 13 6.2 2.2 1.6 3.8 0.8 0.5 0.6 3.5 8.2 4.5
亜硝酸性窒素
(mg/l)
0.21 0.14 0.25 0.26 0.11 0.14 0.29 0.17 0.12 0.13 0.16 0.45 0.20
硝酸性窒素
(mg/l)
2.2 1.0 0.4 2.8 4.6 6.4 5.5 6.9 7.8 8.1 6.0 3.8 4.6
有機性窒素
(mg/l)
3.9 3.7 0.2 0.3 0.7 0.6 0.9 1.2 1.4 0.8 1.1
全窒素
(mg/l)
14 12 13 9.5 7.1 8.9 10 8.8 9.6 10 11 12 10
全りん
(mg/l)
0.5 0.8 0.1 0.6 0.2 0.6 0.4 0.3 0.3 0.9 0.6 0.8 0.5
塩化物イオン
(mg/l)
35 33 34 34 36 34 38 31 35 33 35 39 35
よう素消費量
(mg/l)
7.0 4.8 3.5 3.9 3.9 5.6 8.6 4.1 4.5 9.7 4.1 2.8 5.2
ヘキサン抽出物質
(mg/l)
0.9 0.1 0.2 0.9 0.2 0.8 0.3 3.0 0.5
フェノール類
(mg/I)
0.001 0.001 0.001 0.001 0.001 0.001 0.001 0.003 0.001
フッ素イオン
(mg/I)
- - - - - - - -
シアン化合物
(mg/l)
- - - - - - - -
溶解性鉄
(mg/l)
0.05 0.10 0.16 0.13 0.08 0.25 0.24 0.67 0.17 0.15 0.15 0.25 0.20
溶解性マンガン
(mg/l)
0.02 0.03 0.03 0.04 0.02 0.03 0.03 0.04 0.04 0.03 0.03 0.03 0.03
総クロム(mg/l) - - - - - - - -
六価クロム(mg/l) - - - - - - - -
ひ 素(mg/l)
有機りん(mg/l) - - - - - - - -
総水銀(mg/l) - - - - - - - -
アルキル水銀(mg/l) - - - - - - - -
PCB(mg/l) - - - - - - - -
亜 鉛(mg/l) 0.05 0.04 0.03 0.03 0.04 0.02 0.02 0.04 0.03 0.04 0.04 0.04 0.04
カドミウム(mg/l)
銅(mg/l) 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01
鉛(mg/l)
大腸菌群数
(個/ml)
1,100 2,700 1,200 730 160 1,000 860 53 25 40 30 660
トリクロロエチレン
(mg/l)
テトラクロロエチレン
(mg/l)
ジクロロメタン
(mg/l)
四塩化炭素
(mg/l)
1.2ジクロロエタン
(mg/l)
1.1ジクロロエチレン
(mg/l)
シス-1.2ジクロロエチレン
(mg/l)
1.1.1トリクロロエタン
(mg/l)
1.1.2トリクロロエタン
(mg/l)
1.3ジクロロクロペン
(mg/l)
ベンゼン(mg/l)
チウラム(mg/l)
シマジン(mg/l)
チオベンカルブ
(mg/l)
セレン(mg/l)
ほう素(mg/l) 0.05 0.04 0.07 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 0.06 0.04 0.04 0.04 0.05

(2)平成16年度九頭竜川の水質試験結果
 上段 上流側 福松大橋
 下段 下流側 福井大橋
16.4月 7月 10月 17.1月 16年度
平均
項目
水温(℃) 9.9
10.5
23.4
24.3
19.2
19.6
8.7
8.7
15.3
15.8
pH(-) 7.4
7.4
7.3
7.6
7.1
7.2
6.5
6.0
7.1
7.1
SS(mg/l) 1
2
3
3
10
10
3
3
4
5
DO(mg/l) 12
12
9.2
9.1
9.4
9.5
11
11
10
10
BOD(mg/l) 0.8
0.9
1.3
1.4
1.6
1.2
1.5
1.2
1.3
1.2
大腸菌群数
(個/ml)

11
200
130
510
210
15
5
180
89
全窒素
(mg/l)
0.4
0.4
0.2
0.2
0.4
0.4
0.7
0.6
0.4
0.4
全りん
(mg/l)


0.1


塩化物イオン
(mg/l)
4.6
4.6
14
6.0
4.4
4.2
12
5.6
8.8
5.1

(3)放流水の基準値と当処理場の試験回数
項  目 基 準 値 測定回数 項  目 基 準 値 測定回数
水   温

外   観

臭   気

透 視 度

p   H

蒸発残留物

強熱残留物

強 熱 減 量

溶解性物質

S   S

溶 存 酸 素

C O D

B O D

アンモニア性窒素

亜硝酸性窒素

硝酸性窒素

有機性窒素

全 窒 素

全 り ん

塩化物イオン

よう素消費量

大腸菌群数

ヘキサン抽出物質

フェノール類

フッ素イオン

シアン化合物

溶 解 性 鉄








5.8〜8.6(-)









70mg/l以下





20mg/l以下

















3,000個/ml以下

30mg/l以下

5mg/l以下

15mg/l以下

1mg/l以下

10mg/l以下
年245回









年 48回









年245回



年 48回











年 24回





年 48回

年 24回







溶解性マンガン

総 ク ロ ム

六価クロム

ひ   素

有 機 り ん

総 水 銀

アルキル水銀

P C B

亜   鉛

カドミウム





トリクロロエチレン

テトラクロロエチレン

ジクロロメタン

四塩化炭素

1.2ジクロロエタン

1.1ジクロロエチレン

シス-1.2ジクロロエチレン

1.1.1トリクロロエタン

1.1.2トリクロロエタン

1.3ジクロロプロペン

ベ ン ゼ ン

チ ウ ラ ム

シ マ ジ ン

チオベンカルブ

セ レ ン

ほ う 素
10mg/l以下

2mg/l以下

0.5mg/l以下

0.1mg/l以下

1mg/l以下

0.005mg/l以下



0.003mg/l以下

5mg/l以下

0.1mg/l以下

3mg/l以下

0.1mg/l以下

0.3mg/l以下

0.1mg/l以下

0.2mg/l以下

0.02mg/l以下

0.04mg/l以下

0.2mg/l以下

0.4mg/l以下

3mg/l以下

0.06mg/l以下

0.02mg/l以下

0.1mg/l以下

0.06mg/l以下

0.03mg/l以下

0.2mg/l以下

0.1mg/l以下

10mg/l以下
年 24回

年 24回





















































水質試験項目の解説
透視度
 試料の澄明の程度を示すもので、透視度計の上部から透視し、底部においた二重十字標識版がはじめて識別できるときの水層の高さを読みとり1cmを1度として表す。
p H
 水素イオン濃度の逆数の常用対数であり、水素指数ともいう。pHは0〜14で7のときを中性、これより数値の高い場合をアルカリ性、低い場合を酸性という。
S S
 浮遊物質(SS)とは、水中に懸濁している物質をいう。数値が大きいほど汚濁が進んでいるといえる。
COD
 化学的酸素要求量(COD)とは、水中の被酸化性物質(有機物など)が一定の条件の下で酸化剤によって酸化されるのに要する酸素量(O)をmg/lで表したものである。
BOD
 生物化学的酸素要求量(BOD)とは、溶存酸素の存在のもとで水中の分解可能な有機物質が生物化学的に安定化するために要求する酸素の量をいい、20℃で5日間に消費された酸素量をmg/lで表したものである。数値が大きいほど汚濁が進んでいるといえる。
大腸菌群
 大腸菌は普通非病原性であるが、時に病原性のものもある。水中の大腸菌の存在はし尿の汚染を受けた可能性があり、その水の中には赤痢菌や腸チフス菌などの病原微生物が存在する可能性があることを指す。




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